文学科
ぶんがくか
名詞
標準
文例 · 用例
一方では英文学科以外の学生でそのころの先生の門下に参じた人もあるかと思われる。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
大学の外国文学科は従来西洋人の担当で、当事者は一切の授業を外国教師に依頼してゐたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促がされて、今度|愈本邦人の講義も必須課目として認めるに至つた。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
余が単身流行せざる英文学科に入りたるは、全くこの幼稚にして単純なる理由に支配せられたるなり。
— 夏目漱石 『『文学論』序』 青空文庫
圭子の仕事一 新子の姉の圭子が、会員になっている新劇研究会というのは、M大学の文学科の教師をしている小池利男というフランス帰りの劇作家が、顧問兼監督をしていて、会員は大概良家の文化的の子女で、大学や専門学校へ通学している男女学生である。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
大学の外国文学科は従来西洋人の担当で、当事者はいっさいの授業を外国教師に依頼していたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促されて、今度いよいよ本邦人の講義も必須課目として認めるに至った。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
そして私たち学生(文学科)は、おそろしい卒業試験を迎へてゐたのである。
— 牧野信一 『文学とは何ぞや』 青空文庫
シカシ世間が早稲田を認めるのは、政治科及び法律科が沢山の新聞記者や代議士や実業家を輩出したにも関らず、政治科でも法律科でもなくて文学科である。
— ――坪内逍遥―― 『明治の文学の開拓者』 青空文庫
三「一体大学の純文学科などと云ふものは、頗怪しげな代物だよ。
— 芥川龍之介 『あの頃の自分の事』 青空文庫