山漆
やまうるし異読 ヤマウルシ
名詞
標準
Japanese sumac (Rhus trichocarpa)
文例 · 用例
なんでも山漆、鶴虱のことが詠じてあった。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
此処の小屋は山漆を掻いて黒土と砂利で固めたのだ。
— 小川未明 『捕われ人』 青空文庫
彼方の谷に赤々と、山漆の木が繁っていた。
— 小川未明 『捕われ人』 青空文庫
山漆の肉付の皮にて巻かたむ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
ちがった場所での生活の観察もよく、私は「上林からの手紙」というのと「山漆」というのと二つ随筆をかき、猶書きたい。
— 一九三六年(昭和十一年) 『獄中への手紙』 青空文庫
この辺、楓が割合いに少く、かつひと所にかたまっていないけれども、紅葉は今が真っ盛りで、蔦、櫨、山漆などが、杉の木の多い峰のここかしこに点々として、最も濃い紅から最も薄い黄に至る色とりどりな葉を見せている。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
山へはいりかかった、赤い日が、今日の見収めにとおもって、半分顔を出して高原を照らすと、そこには、いつのまにか真紅に色づいた、やまうるしや、ななかまどの葉が火のように点々としていました。
— 小川未明 『手風琴』 青空文庫
作例 · 標準
山漆の木は、紅葉の季節には鮮やかな赤色に染まる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
伝統工芸品を作るために、山漆から漆を採取する作業は大変だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
山漆の葉には、独特の模様があり、栞としても使われることがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite