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母者人

ははじゃひと異読 はわじゃひと
名詞
1
標準
mother
文例 · 用例
太郎は母者人の乳房にもみずからすすんでしゃぶりつくようなことはなく、母者人のふところの中にいて口をたいぎそうにあけたまま乳房の口への接触をいつまででも待っていた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
夜、太郎は母者人のふところから音もたてずにころがり出た。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
惣助も、また母者人も、それを知らずに眠っていた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
母者人はそんなに取り乱していなかった。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
惣助は盥のまわりをはげしくうろついて歩き、とうとう盥に蹴躓いて盥のお湯を土間いちめんにおびただしくぶちまけ母者人に叱られた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
惣助はそれでも盥の傍から離れず母者人の肩越しに太郎の顔を覗き、太郎、なに見た、太郎、なに見た、と言いつづけた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
それからもっと腕をのばしてそのまた隣りの床に寝ている母者人の掛蒲団を少しばかり乱暴に直してやった。
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母者人は寝相がわるかった。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
作例 · 標準
旅立つ息子に、母者人は手作りの弁当を持たせた。
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いくら歳を重ねても、母者人の前ではいつまでも子どもの気分だった。
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病に臥せる母者人の回復を、家族はただ祈るばかりだった。
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