御祭り
おまつり
名詞
標準
文例 · 用例
顔のなかを御祭りでも通りやしまいし。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
毎年八幡様の御祭りには屋台が町内へ廻つてくるんだから汐酌みでも何でもちやんと心得て居る。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
根津さんと白山さまの御祭り、この二つの人気をうきうきさせる事が重なった時に――若い男の頬が酒でうす赤くなり娘の頸が白くなった時にこの処女は死んで行った。
— 宮本百合子 『つぼみ』 青空文庫
薪能は田楽の中門口と同じ意味のものであつたらしいし、御祭りは全く、松ばやしの典型的のものであつたものと言へます。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
翁は御祭りから始まつたのではなく、其一の松行事が、翁の一つの古い姿だつた事を示すものです。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
而も、田楽の方にも、此があつて、奈良の御祭りには行はれました。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
日本全国を二つに分けて、代表者として、二国を撰定し、其二国から、大嘗祭に必要な品物をすべて、持つて来させて、この二殿で、天子様が御祭りをなされる。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
そして、此御祭りの中に、いろ/\の信仰行事が取り込まれて来て、天子様の復活祭をも行はれる様になつたのであらうと思ふ。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫