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雅俗折衷

がぞくせっちゅう
名詞
1
標準
blending of the classical and colloquial styles
文例 · 用例
雅俗折衷でもいかんし、言文一致もイヤだし、仕方がない、地の文と会話とを全く分けたものでやつて見ようと言つて、さうした試みをしたことなどもあつた。
田山録弥 明治文学の概観 青空文庫
しかし雅俗折衷にしようか、言文一致にしようかと作者が小説を書くにすら皆迷つてゐた時代だから仕方がない。
田山録弥 ペチヨリンとゲザ 青空文庫
雅俗折衷だの、言文一致だの、国文復興だのと、文体すらまだ一定しないやうな時代で、堅苦しい漢文調で小説を書いて居たものすらあつた。
田山録弥 尾崎紅葉とその作品 青空文庫
美妙二葉亭の言文一致、西鶴を模倣したやうな紅葉露伴の雅俗折衷、落合直文や小中村義象を中心にした新しい国文調の文章、さういふものが段々に出来て行つた。
田山録弥 尾崎紅葉とその作品 青空文庫
雅俗折衷、地の文と会話との関係、言文一致などゝ、かれが小説を新聞に公けにした時には、必ず何等かの新しい試みが施されてゐた。
田山録弥 尾崎紅葉とその作品 青空文庫
雅俗折衷のああいう抒情的な一葉の文章も古典の一つの典型をなしている。
――文学にそって―― 女性の歴史 青空文庫
一葉は、一方に封建的なしきたり、人情をひきずりながら、急速に資本主義化してゆく当時の日本の社会層で、下づみにおかれている人々の男女関係、親子関係、稚な心の葛藤などを、紅葉・露伴の文脈をうけついだ雅俗折衷の文章で描き出した。
宮本百合子 婦人作家 青空文庫
その意味で一葉の作品は、雅俗折衷の文体そのものによって旧い情感を支えながら、こんにちに生きのびる実感を保っているのである。
宮本百合子 婦人作家 青空文庫
作例 · 標準
彼女の詩は、古典的な表現と現代的な言葉が雅俗折衷されており、新鮮に響く。
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この建築は、伝統的な日本家屋の要素とモダンなデザインが雅俗折衷されている。
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彼のスピーチは、堅苦しくなりがちな場面で雅俗折衷のユーモアを交え、聴衆を惹きつけた。
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