飛抜けて
とびぬけて
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文例 · 用例
この趣向は飛抜けて奇抜だつたので、たちまち京阪の遊び仲間の評判になつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
『ナニ、それも、猪子先生のやうに飛抜けて了へば、また人が許しもするんですよ。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
」 が陳は、敏捷に山崎の前をとびぬけて、猿のように、家と家との間の狭い、暗いろじへもぐりこんでしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
連の男が、とびぬけて気品あるのでもないから、彼が、あんなに大切そうに、大仰に、腰をかがめんばかりにして対手を席につけてやらなかったら、我々は、横浜辺の商人夫婦として、簡単に観察を打ち切ってしまっただろう。
— 宮本百合子 『三鞭酒』 青空文庫
夜いっぱりでとびぬけて朝ねぼうの千世子は今夜にかぎって早くうす明るくなって来れば好い、こんなうれしい気持で迎えるあしたと云うものが早くその目を見開いてほしいと思ってはでな模様のあるカーテンを引いた。
— 宮本百合子 『千世子』 青空文庫
この古今集を見ると、不思議なことには、古今集の出來た當時に生きてゐた人の歌は、たいていよくなくて、死んで久しくなつて、名さへ傳はらない人の歌、或は宮中でのお祭りに傳へられてゐた歌などが、とびぬけて勝れてゐます。
— 折口信夫 『歌の話』 青空文庫
天皇さまをはじめ、皇族方のうちで、圓滿な歌を作られたお方を探して見ると、それから時代が下つて、南北朝のはじめ頃の伏見天皇、それからその皇后さまの永福門院といふお方、このお二方が、まづとびぬけていらつしやると思ひます。
— 折口信夫 『歌の話』 青空文庫
歌にしよう、よい歌を作り上げようといふ意圖のなかつた僧家の歌に、ほんの稀々ながら、とびぬけてすきになれる物がある。
— 折口信夫 『好惡の論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学年全体の中でも飛抜けて数学の成績が良く、全国模試でも常に上位に名を連ねる。
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多くの優秀な候補者がいたが、彼女の論理的なプレゼンテーション能力は飛抜けていた。
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このレストランのワインセレクションは、市内の他の店に比べて飛抜けて充実している。
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