夷
えびす
名詞頻度ランク #28342 · 青空 799 例
標準
peoples formerly of northern Japan with distinct language and culture (i.e. the Ainu)
文例 · 用例
近辺の寺々いずこも参詣人多く花屋の店頭黄なる赤き菊|蝦夷菊堆し。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
宇都野さんの歌はどう見ても大宮人の歌ではない、何処かしら東夷とでも云いたいような処があると私は思う。
— 寺田寅彦 『宇都野さんの歌』 青空文庫
二千年来伝わった日本人の魂でさえも、打砕いて夷狄の犬に喰わせようという人も少なくない世の中である。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
東夷南蛮の類であり、毛唐人の仲間である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
甲の類 衣、依、愛、哀、埃、英、娃、翳、榎、荏(これは「榎」「蝦夷」「得」等の語に用いられる)乙の類 延、要、曳、叡、江、吉、枝、兄、柄(これは「枝」「兄」「江」「笛」「※」「吉野」「消」「絶」「越」等に用いられる) こういう仮名は、甲の類も乙の類もすべて我々が「エ」と読んでいる仮名であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
前に挙げたように、甲の類は榎の木の「エ」、蝦夷の「エ」、物を得るの「エ」であり、乙の類は、枝の「エ」、中大兄の「エ」、笛の「エ」、吉野の「エ」、その他にも沢山ありますが、榎の木の「エ」は甲の類の「エ」で、甲の類の字を使って、乙の類の字を使ったものはない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
千箇の焼夷弾の中で路面や広場に落ちたり河に落ちたりして無効になるものが仮りに半分だとすると五百箇所に火災が起る。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
焼夷弾投下のために怪我をする人は何万人に一人くらいなものであろう。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
作例 · 標準
歴史の授業で、日本の北方に住んでいた夷の文化について学んだ。
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この地域の古い伝承には、夷にまつわる話が多く残されている。
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かつては異民族を指す言葉としても使われたが、現代ではその歴史的背景が重視される。
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標準
provincial (i.e. a person who lives far from the city)
作例 · 標準
「へえ、君も夷の生まれか。言葉の端々に懐かしい訛りがあるね」
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都の流行りなど、我ら夷には到底理解できぬ別世界の出来事だ。
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「おい、あっちの夷が道を尋ねているぞ。誰か言葉のわかる奴はいないか」
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標準
brutish, unsophisticated warrior (esp. used by Kyoto samurai to refer to samurai from eastern Japan)
作例 · 標準
「荒夷どもめ、無作法に御所へ踏み込むとは許し難い!」
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武勇だけが自慢の夷が、宮中の儀礼をこなせるとは到底思えぬ。
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「おのれ、都の連中に夷と蔑まれたままではいられぬ。戦で力を見せつけてやろう」
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標準
foreigner
作例 · 標準
「南蛮から来た夷は、我らとは全く異なる神を信じているそうだ」
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黒船に乗って現れた夷の姿に、役人たちは対応に苦慮していた。
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「見て、あそこの夷が持っている道具、キラキラ光って不思議だね」
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ウィキペディア曖昧さ回避
夷(い、えびす) えびす 中国の東部の異民族。 中原(黄河中流域を中心とした地域)以外の少数民族。 外国人。 古代の日本における、東に住む人々を指す蔑称。 中国の四川省や雲南省に居る少数民族のイ族(夷族→彝族)の蔑称。 東夷。古代中国東方の異民族の総称。また転じて、古代日本の東方の異民族。 西南夷。古代中国南西の異民族の総称。 えびす。神道の神。 佐渡市にある地名。両津港付近。 仲間。同輩。ともがら。 農具の名。すきのたぐい。 道理。不変の法則。つね。のり。 けが。きず。 性。
関連項目
出典: 夷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0