矢視図
やしず
名詞
標準
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文例 · 用例
しばらくしてその叫喚がややしずまったので、葉子はようやく、横浜を出て以来絶えて用いられなかった汽笛の声である事を悟った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
近頃余計にそう云う気持になって居る千世子はその晩も京子の事を考えながらうす暗い燈の下でまたたく本の金色のかがやきやしずかにただよって居る紙の香りをしみじみと嗅いだ。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
太青洋は、二大国に挟まれ、今やしずかなる浪をうかべて、平和な夢をむさぼっているように見える。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
そのとき私は、ささくれ立った床の裂け目から何だか奇怪な物凄いような煙りが立ち昇って来て、人間には有害でありそうな毒気が次第に充満するのを見たかと思うと、ドアはさながら我が意思をもって働くように、またもやしずかにあいたので、監禁を赦された二人は早そうに階段のあがり場へ逃げ出した。
— 貸家 『世界怪談名作集』 青空文庫
時には馬、時には徒歩の旅人姿で、半蔵が東京への道をたどった木曾街道の五月は、この騒ぎのうわさがややしずまって、さながら中央の舞台は大荒れに荒れた風雨のあとのようだと言わるるころである。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
ひどい風がややしずまって、何とあたりはしずかでしょう。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
雨やしずくが、背をとおして、肌着にまで浸みて来たが、武蔵のことを思えば何でもない気がする。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
女太夫殺しの件もややしずまった一週間ほどの後のことだ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
この部品の複雑な内部構造を説明するために、別途、矢視図を追加した。
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「この矢視図、方向が間違っているぞ」とベテランの設計者に指摘された。
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正面図だけでは伝わらない細部を、矢視図によって明確に表現する。
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