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悪魔調伏

あくまちょうぶく
名詞
1
標準
exorcism
文例 · 用例
丑の時参りは、てまえども悪魔調伏の正法を守る者にとりましては許すことのかなわぬ邪法でござりますゆえ、場所も所も知らぬ段ではござりませぬ。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
信西入道からかの殿に申し勧めて、玉藻をまず関白殿の屋形から遠ざけ、さてその上で悪魔調伏の秘法を行ない、とこしえに禍いの種を八万奈落の底に封じ籠めてしまわねばならぬ。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
お師匠さまもまたそれに苦心していられるのであるから、及ばずながらも自分はお師匠さまに力を添えて、ともどもに悪魔調伏に一心を凝らさなければならない。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
由来、かかる魔性の者はその目の前で祈り伏せて、すぐに正体を見あらわすのが秘法の極意ではあるが、関白殿御寵愛の女子を呼び出して、その目の前で悪魔調伏の祈祷を試みるというわけにもいかないので、七十日の間、自分の居間に降魔の壇を築いて、蔭ながら彼女を祈り伏せる決心である。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
玉藻の前に対する悪魔調伏の祈祷である。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
雨乞いならば八大龍王を頼みまいらすべきに、壇の四方に幣をささげて、南に男山の正八幡大菩薩、北には加茂大明神、天満天神、西東には稲荷、祇園、松尾、大原野の神々を勧請し奉ること、まさしく国家鎮護悪魔調伏の祈祷と見ました。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
したがって玉藻との祈祷くらべに不覚を取ったというのではないが、悪魔調伏は秘密の法で、表向きは雨乞いの祈祷である以上、泰親が半日の祈祷にはなんの効験もなかったのに、それに入れ代った玉藻は一※の後にあれほどの大雨を呼び起こしたのであるから、表向きはどうしても彼の負けである。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
家の職を奪われ、あるいは遠流の身となっては、再び悪魔調伏の祈祷を試むる便宜もない。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7