日増し
ひまし
名詞
標準
increasing daily
文例 · 用例
そして何といふ理由もなく、日増しにこの懷疑が深くなつてくるのを感じてゐた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の追憶』 青空文庫
日増しのお経みたようなものを大勢で唸っている横で、鼻の詰まったようなイキンだ掛け声をしながら、間の抜けた拍子で鼓や太鼓をタタク。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
この良助を捕まえては、まだかまだかと言う日増しの催促じゃが、今度の事件ばっかりはイカナ俺も手に立たぬ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
月末に近づいたせいか、この頃は帰る人が一日増しに多くなった。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
何で打たれても打たれて佳いというものがあるはずは無いが、火を見ぬ塩魚の悪腥い――まして山里の日増しものの塩鯖の腐りかかったような――奴のは幾条にも割れ裂ける、それでもって打たれるので※の裂目のひりひりしたところが烈しく触るから、ごくごく浅い疵ではあるが松葉でも散らしたように微疵が顔へつく。
— 幸田露伴 『雁坂越』 青空文庫
年が若いだけいけないですね」 政枝の手首の傷が殆ど癒着して、しかし胸の病の熱の方は、日増しに度を増して来た時分、戦争が始まった。
— 岡本かの子 『勝ずば』 青空文庫
日増しの材料とアニリン塗料と、サッカリンの味とにいつとなく飽きて来る。
— 夢野久作 『路傍の木乃伊』 青空文庫
日増しの魚や野菜を喰っている江戸ッ子たあ臓腑が違うんだ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼の努力は日増しに実を結び、技術は格段に向上した。
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新しい事業の成功は、日増しに確実なものとなっていった。
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日増しに寒さが増し、冬の到来を感じさせる。
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標準
foodstuffs left out for many days
作例 · 標準
冷蔵庫の奥から、すっかり日増しになった野菜が出てきた。
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食料を無駄にしないよう、日増しになる前に食べきるように心がけている。
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山小屋では、日増しになっても食べられる保存食が重宝される。
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