これぞ
これぞ
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文例 · 用例
治まる聖代のありがたさに、これぞというしくじりもせず、長わずらいにもかからず、長官にも下僚にも憎まれもいやがられもせず勤め上げて来たのだ。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
いくぶんなげやりであつて、これぞといふ目的をも持たぬ犧牲の魂。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
それでも一家無事に平和に、これぞという面白いこともない代り、又これぞという心配もなく日を送っていた。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
これぞという間違もなく半年経ち、日清戦争となって、兵隊が下宿する。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
ただ貴嬢の恥は二郎に対する恥、二郎の恥は自己に対する恥、これぞ男と女の相違ならめ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
題して沙漠の悲劇というといえどもこれぞ、すなわちこの世の真相なるべきか。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
その代り、おまえさんが、一心うち込んでこれぞと思った品が出来たら勘定の代りなり、またわたしから代金を取るなりしてわたしにお呉れ。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
これぞ、お千世の客が来て、門に近いのを、やっと囁き得た事を頷かせる。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
「これぞ、私が探し求めていた理想の家だ!」
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「これぞ日本の心だ!」と、老人は涙を流した。
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この景色は、まさにこれぞ絶景と呼ぶにふさわしい。
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