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洋袴

ズボン
名詞頻度ランク #8856 · 青空 0
1
標準
trousers
文例 · 用例
左の手はしょっちゅう洋袴のポケットへ入れていましたが、胸のハンカチを取出すとき、案外白い大きい手の無名指にエンゲージリングの黄ろい細金がきらりと光ったのを覚えています。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
加之も二度目の傷は刃物で突かれたと見えて、洋袴に滲み出る鮮血の温味を覚えた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
市郎は衣兜の紙入から紙幣を探り出して、黙って男の手に渡すと、彼は鳥渡頂いて直に我が洋袴の衣兜へ捻込んで了った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
顧みないにした処で、受合った義理は義理で、退引ならず二階で、膝詰の揮毫となる処へ、かさねて、某新聞の記者、こちらは月曜附録とかいう歌の選の督促で一足|後れたが、おくれただけ、なお怒ったように、階子段を、洋袴の割股で押上った。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
お若は力なげに洋袴をかけ、短胴服をかけて、それから上衣を引かけたが、持ったまま手を放さず、じっと立って、再び密と爪立つようにして、間を隔ってあたかも草双紙の挿絵を見るよう、衣の縞も見えて森閑と眠っている姿を覗くがごとくにして、立戻って、再三衣桁にかけた上衣の衣兜。
泉鏡花 註文帳 青空文庫
彼は、刑事がするがままに、外套と上着と短衣と洋袴との衣嚢をのこらず裏返して紙屑一つあまさず所持品という所持品を悉く没収された。
平林初之輔 犠牲者 青空文庫
身長五尺の上を出る事正に零寸零分、埃と垢で縞目も見えぬも木綿の袷を着て、帶にして居るのは巾狹き牛皮の胴締、裾からは白い小倉の洋袴の太いのが七八寸も出て居る。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
身長五尺の上を出る事正に零寸零分、埃と垢で縞目も見えぬ木綿の袷を着て、帯にして居るのは巾狭き牛皮の胴締、裾からは白い小倉の洋袴の太いのが七八寸も出て居る。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
作例 · 標準
明日の面接に備えて、ズボンにアイロンをかけて折り目を整える。
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最近太ったせいで、お気に入りのズボンのボタンが閉まらなくなった。
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夏場は通気性の良い素材のズボンを履くと、快適に過ごせる。
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