幻辞.com

検する

けんする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
1
標準
to inspect
文例 · 用例
――このことがよく了解された時に、ベートーベンの、ドビュッシイの、フランクの、スクリャビンの、その各々の欠陥を点検する長々しい言葉は無用となる。
中原中也 生と歌 青空文庫
サビタのステッキを床にとんとつき、椅子に腰かけてから体を斜に鮨の握り台の方へ傾け、硝子箱の中に入っている材料を物憂そうに点検する
岡本かの子 青空文庫
しかし翌日の新聞をことごとく点検する暇などはない。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
試みに審美的のめがねをかなぐりすてて、一つの心理的なからくりの中の歯車や弾条を点検するような無風流な科学者の態度で古人の連句をのぞいてみたらどうであろうか。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
試みにやはり『灰汁桶』の巻について点検すると、なるほど前句「摩耶」の雲に薫風を持って来た上に「かますご」を導入したのは結構であるが、彼の頭にはおそらくこの「夕飯のかますご」が膠着していてそれから六句目の自分の当番になって「宵々」の「あつ風呂」が出現した感がある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
以上は単に便宜上主として『灰汁桶』だけについて例証したのであるが、読者にしてもし同様の見地に立って他の巻々を点検するだけの労を惜しまれないならば、私のここに述べた未熟な所論の中に多少の真の片影のあることを認めてもらえるであろうと信ずる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
伯爵は三番目の娘の露子に向って、「露子、和女は何うじゃ」 露子は此時初めて口を開き、「ハイ、妾何んだか恐い様に思いますけど、阿父様の仰しゃる事なら参りましょう」 斯くて相談は定まり、三人の娘は一人ずつ流星の落ちた森林を探検する事となった。
流星奇談 黄金の腕環 青空文庫
――検する官人の前で、「――三日以来、大沼が、日に三度ずつ、水の色が真赤になる情報があったであります。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
作例 · 標準
空港の税関では、持ち込み禁止品がないか厳重に荷物を検する
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
論文の提出前に、内容に不備がないか何度も読み返して検する
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
工場のラインでは、センサーが製品の傷を瞬時に検している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
検する(けんする) — 幻辞.com