にじり口
にじりぐち
名詞
標準
small entrance to a tea ceremony room (through which guests enter on their knees)
文例 · 用例
それから客は低くかがんで、高さ三尺ぐらいの狭い入り口〔にじり口〕からにじってはいる。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
彼は路地をはいってゆき、にじり口ではなく、玄関のほうへまわった。
— 山本周五郎 『薊』 青空文庫
茶席のにじり口から出て、そちらへまわっていたのだろう。
— 山本周五郎 『薊』 青空文庫
――今、にじり口の外まで来て、沓ぬぎの前に額ずいた庭番はそれであろう。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
使いの僧は、待たせておけ」 閉めてあるままのにじり口へ向って庭番は、「かしこまりました」 と、ていねいに礼をして、草履の音も偸むように、露地の木の間を戻って行った。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
茶室のにじり口を通って入ると、心が落ち着く。
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昔ながらの茶室には、必ずにじり口がある。
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あの小さなにじり口から入るのは、少し大変だった。
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