夏い
なつい
形容詞
標準
blisteringly hot
文例 · 用例
暑中休暇の来るまで笹村は落着き悪い二階の四畳半に閉じ籠っていたが、去年の夏いた牛込の宿よりは居心がよかった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
飯島も、おだやかに、さア、秋まではどうかしらんが、夏いっぱいは大丈夫ですよ。
— 宮本百合子 『昔の火事』 青空文庫
雅楽所で三沢に会うまでは、Hさんと兄とがこの夏いっしょにするという旅行の件を、その日の問題として暗に胸の中に畳み込んでいた。
— 夏目漱石 『行人』 青空文庫
従来の日本の専門店は、夏いそがしければ、冬はひま、冬いそがしければ、夏はひま、とかく営業が一方に傾いていた。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
ずっと後になって、家内や矢田部の甥などを連れて、一夏いたことがあったが、その時はもうこの人の代になり、厄介をかけたことがあった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
昔、鎌倉の明月谷というところに一夏いて、小説かいていたことがあります。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
それから夏いっぱい、登は暇をみつけては彼の部屋へゆき、茶菓子をすすめたりしながら、さりげなく話しかけ、また彼から話をひき出すようにした。
— 三度目の正直 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
玄一郎は傷が膿んだりして、それから夏いっぱい休み、ようやく治って、起きられるようになったときは、もう秋風が立ちはじめていた。
— 山本周五郎 『いさましい話』 青空文庫
作例 · 標準
今日は夏いね、日差しが強くて外に出たくないよ。
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部屋のエアコンが壊れて、この夏い日差しの中でじっとしているのが辛い。
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うわー、もう夏い!汗が止まらないよ。
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