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木の葉虫

このはむし異読 コノハムシ
名詞
1
標準
leaf insect (esp. species Phyllium pulchrifolium)
文例 · 用例
――南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」丘の上の破れ果てた御堂の縁に、彼が易々と木の葉虫のようにごろりと横になったころ、一方の警吏は、月輪家の裏門の戸をどんどんとたたいていた。
吉川英治 親鸞 青空文庫
風に吹かれた木の葉虫のように、大地をごろごろと三つほど転がったまま、伸びてしまったのが又八だった。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
木の葉虫 歳の市は、一年中の人出だ。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
――すると、その中に、莚を体に巻き、木の葉虫みたいに眠っていた男がある。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
鳩を蹴とばして、ぽかんと膝を抱いていた男も、振向いて、莚の木の葉虫と、顔を見合せ、びっくりして突ッ立った。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
いや、そこばかりでなく、よく注意してみると、あっちこっちの樹や石の蔭に、木の葉虫みたいにごろごろと人の寝ているのを発見した。
吉川英治 かんかん虫は唄う 青空文庫
作例 · 標準
昆虫図鑑で見つけた木の葉虫は、葉脈まで再現されたその姿が本物の木の葉と見分けがつかない。
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飼育ケースの中をじっと探したが、木の葉虫が隠れている枝がどれなのか、しばらく分からなかった。
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木の葉虫が足を震わせて歩く様子は、まるで風に揺れる木の葉を演じているかのようだった。
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