名論卓説
めいろんたくせつ
名詞
標準
excellent opinions and theories
文例 · 用例
「イヤ至極面白いんだ、何かの話の具合で我々の人生観を話すことになってね、まア聴いて居給え名論卓説、滾々として尽きずだから」「ナニ最早大概吐き尽したんですよ、貴様は我々俗物党と違がって真物なんだから、幸貴様のを聞きましょう、ね諸君!
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
なにゆえにつまらないかというに、アノ雑誌のなかに名論卓説がないからつまらないというのではありません。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
それです、私は名論卓説を聴きたいのではない。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
……学者の名論卓説というやつ、実行出来ない理想論と、おおよそ相場がきまっているよ。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
自然研究者は往々若干の事実を基とし、推理力に依つて其先を考へ、自分では名論卓説と信ずる様な理論を考へ出し、窃に心の中で誇る如きこともあるが、其の当否を実験観察に依つて検査して見て、事実が之と矛盾することを発見した場合には、如何に口惜くとも理論の方を直に捨てて更に考へ方を改めなければならぬ。
— 丘浅次郎 『芸術としての哲学』 青空文庫
異論にてもあらば申して見よ」 顎十郎は、どこ吹く風と藤波の弁舌を聞き流していたが、この問をうけると、急にへらへらと笑いだし、「いや、どうも、藤波氏の名論卓説には、手前もうっとりいたしましたが、御高弁にかかわらず、まるきりの見当ちがいかと存じられます」「はて。
— 丹頂の鶴 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
學界に先覺者出でて名論卓説を吐き、これを實驗に照して檢證すれば、羣小これを開發し、その結果を實用に供するに至り、遂に世界の面貌を刷新し、文化の根基を強固にするは、歴史の證明するところである。
— 長岡半太郎 『ノーベル小傳とノーベル賞』 青空文庫
それは必ずしも潤一郎のが名論卓説といふのではなく、かへつて潤一郎説の弱点のためと見られないでも無いことを特に注意して置かう。
— =龍之介対潤一郎の小説論争= 『個人的な余りに個人的な饒舌』 青空文庫
作例 · 標準
このシンポジウムでは、各分野の専門家による名論卓説が披露された。
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彼の論文は、学術界に大きな影響を与える名論卓説の集大成である。
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古来より、賢人たちは名論卓説を残し、後世に多大な影響を与えてきた。
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