番方
ばんかた
名詞
標準
文例 · 用例
思案をするじゃが、短気な方へ向くめえよ、後生だから一番方角を暗剣殺に取違えねえようにの、何とか分別をつけさっせえ。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
此頃番方見習となる。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
六世弥忠太は番方を勤め、宝暦六年に致仕した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
七世九郎次は番方を勤め、安永五年に致仕した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
八世九郎兵衛は養子で、番方を勤め、文化元年に病死した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
九世|栄喜は養子で、番方を勤め、文政九年に病死した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
十世弥忠太は栄喜の嫡子で、後才右衛門と改名し、番方を勤め、万延元年に病死した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
ことにこの時は一|番方から二番方まで、十八時間ブッ通しの仕事を押付けられて、特別に疲れていたせいであったろう。
— 夢野久作 『斜坑』 青空文庫