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苦虫を噛み潰したよう

にがむしをかみつぶしたよう
表現形容動詞
1
標準
sour (expression)
文例 · 用例
一日に一度、巴里の最高級商店街であるルュウ・ドュ・ラ・ペェへ出掛けて、そこのキャルティエだのブッシュロンだのの大宝石商の飾り窓に並んでいる素晴らしい金剛石を、物欲しそうに覗いて来るのを私かに唯一の楽しみにしているだけで、ホテルにいる時は何時も苦虫を噛み潰したような顔を据えて、無愛想に構え込んでいる。
牧逸馬 ロウモン街の自殺ホテル 青空文庫
大した事じゃないから、君、どうでもえゝじゃないか」 けれども、苦虫を噛み潰したような顔をしているその友人は、中々こんな事で承知しそうもないように思われたので、新聞社長は再びせっせと堆高い書類を漁らねばならなかった。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
私の顔面筋肉は俄かに硬直して、苦虫を噛み潰したように醜くゆがんだに相違なかった。
木暮理太郎 鹿の印象 青空文庫
良い研究は苦虫を噛み潰したような顔をしているか、妙に深刻な表情をしていなければ出来ぬと思う人があったら、それは大変な間違いである。
中谷宇吉郎 「霜柱の研究」について 青空文庫
しかし厭な、苦虫を噛み潰したような面の奴で、強情で手におえないて。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫
襟の掛った黄八丈、妙に地味な繻子の帯を狭く締めて、髪形もひどく世帯染みてますが、美しさはかえって一入で、土産物の小風呂敷を、後ろの方へ慎ましく隠して、平次の前へ心持|俯向いた姿は、傲慢で利かん気で、苦虫を噛み潰したような顔を看板にしている親の利助とは、似も付かぬ優しさのある娘です。
たぬき囃子 銭形平次捕物控 青空文庫
実にウンザリしながらも、誘い出したのが身の不運と諦めて、私は苦虫を噛み潰したような顔をして、アーケード伝いにホテルの酒場へはいり込んだ。
橘外男 ナリン殿下への回想 青空文庫
この頃は苦虫を噛み潰したようなむずかしい顔ばかりしているじゃないか?
佐々木邦 勝ち運負け運 青空文庫
作例 · 標準
彼の提案が却下され、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
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会議で厳しい意見が出たとき、部長は苦虫を噛み潰したような顔になった。
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「全く、どうしてこんなことに」と、彼は苦虫を噛み潰したように呟いた。
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苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう) — 幻辞.com