利権屋
りけんや
名詞
標準
concession hunter
文例 · 用例
」 均平も新聞でその顔を見た覚えはあるが、あの時代の政界を濁していた利権屋の悲劇の一つである。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
婦人靴下一足千何百円という暮しのなかで、大やみ屋や利権屋以外のすべての勤労人民の苦しみは言語に絶してきました。
— 宮本百合子 『婦人大会にお集りの皆様へ』 青空文庫
支那現地の人々がこぞって憤慨しているものに、一攫千金を夢みて渡支して来た利権屋や商人の多数が第一に数えられる。
— 豊島与志雄 『中支生活者』 青空文庫
列はいま奉天の城門をくゞる――聞け、資本家と利権屋の一|隊のあげる歓呼の声を、軍楽隊の吹奏する勝利の由を!
— ――満洲駐屯軍兵卒に―― 『生ける銃架』 青空文庫
――一体満鉄といふ所は利権屋の的になつてゐるので、褒めた話ではないが、僕にしてもいつの間にか人を警戒する癖がついてゐたのだ。
— 犬養健 『南京六月祭』 青空文庫
唯継の金力を以て彼女を脅したらんには、またかの雅之を入獄の先に棄てたりけんや。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
市の再開発計画が持ち上がると、どこからともなく怪しげな利権屋たちが周辺の土地を買い漁り始めた。
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あの政治家は表向きはクリーンだが、裏では地元の利権屋とズブズブの関係だという噂が絶えない。
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昔なじみの友人がいつの間にか利権屋の真似事をしており、忠告しても聞く耳を持たなかった。
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