多脾
たひ
名詞
標準
polysplenia
文例 · 用例
……2恋人よ、その哀しげな歌をやめてよ、おまへの魂がいらいらするので、そんな歌をうたひだすのだ。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
みよ兄は手に水桃をささげもち、いつさんにきみがかたへにしたひよる、この東京の日くれどき、兄の戀魚は青らみてゆきて、日毎にいたみしたたり、いまいきもたえだえ、あい子よ、ふたり哀しき日のしたに、ひとしれず草木の種を研ぐとても、さびしきはげに我等の素脚ならずや。
— 萩原朔太郎 『幼き妹に』 青空文庫
ああ、するどき薄刃をさげ、左手をもつて敵手に揖す、はや東雲あくる楢の林に、小鳥うたうたひ、きよらにわれの血はながれ、ましろき朝餉をうみなむとす。
— 萩原朔太郎 『決鬪』 青空文庫
めざめよ、み空の金鑛、かなしくうたうたひ、なみだたれ、われなほ土地を掘らんとす。
— 萩原朔太郎 『鑛夫の歌』 青空文庫
〔たゞかたくなのみをわぶる〕宮沢賢治 ……たゞかたくなのみをわぶる なにをかひとにうらむべき……ましろきそらにはゞたきてましろきそらにたゆたひて百舌はいこひをおもふらし
— 宮沢賢治 『〔たゞかたくなのみをわぶる〕』 青空文庫
あなたひとりを、どうしてあげることもできないのです。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
はじめに逢ったひとには、ちょっとこう、いっぷう変っているように見せたくてたまらないのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
このたったひとつの小説をめぐって、日本なんかでも一時ずいぶん悲惨な犠牲者が出たものだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
胎児の超音波検査において、脾臓が複数確認される多脾の所見が見られたため、さらに詳しい検査を行う。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
多脾そのものが直接的な病気を引き起こすわけではないが、他の内臓の配置異常を伴うことが多い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は健康診断で偶然、生まれつき多脾であることを知ったが、日常生活に全く支障はないという。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview