目に触れる
めにふれる
表現動詞-一段
標準
to catch the eye
文例 · 用例
そうでなくては成り立ちそうもない学説やイズムがわれわれの目に触れるほどだから。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
省線で田端まで行く間にも、田端で大宮行きの汽車を待っている間にも、目に触れるすべてのものがきょうに限って異常な美しい色彩で輝いているのに驚かされた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
やがて石神井川が飛鳥山と王子台との間に活路を拓いて落ちるようになって、不忍池の上は藍染川の細い流れとなり、不忍池の下は暗渠にされてしまって、永遠に河身を人の目に触れることは出来なくなった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
大温にして小毒あり、というにつけても、普通、私どもの目に触れる事がないけれども、ここに担いだのは五尺に余った、重量、二十貫に満ちた、逞しい人間ほどはあろう。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
女の肌につけたものが一度は人目に触れるんですもの。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
やはり人間は書きたいものを書くべきで、初めて人の目に触れる生き返った与太話がことさら面白い。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
もしそうならば、その片腕を人目に触れるような場所へ捨てる筈はあるまい。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
これ等の地の気の湿潤・乾燥などということは、望気術の気のように目に触れるものではないが確かに人に対して作用するもので、その湿気が水辺に親しむ釣客をしてリューマチに悩み勝なことは外国の釣書にも明記され、乾気の強い土地が或る病者に快癒を与えることなどは実験者によって強調されているところである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書いた小説は、出版されるやいなや多くの読者の目に触れることとなった。
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インターネットの普及により、様々な情報が簡単に人々の目に触れるようになった。
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この芸術作品は、より多くの人々の目に触れるべきだ。
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