思わしくない
おもわしくない
形容詞
標準
disappointing
文例 · 用例
『ただその時は健康が思わしくないからあまり浮き浮きしないで物思いに沈んでいたに違いない。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
それでもどうしても思わしくない場合にはこれは断念放棄して、さらに第二の予選候補者を取り上げて同様な推敲に取りかかるのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
明治中期の末から洋髪が一般化されるにつけ、鼈甲類はいよいよ思わしくない。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
浜子は近ごろ父との夫婦仲が思わしくないためかだんだん険の出てきた声で、――何や、けったいな子やなア。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
かの奥山の由兵衛は、鯨で大損をしてから、いわゆるケチが付いて、どうも商売が思わしくない。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
「出版社は売れ行きは思わしくないと言っていて。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
おじさんは、こっちの方に水がありそうだと思って、嬢ちゃんをかついで一緒に流れてきたんだが、どうも思わしくないらしい。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
やがて戻ってきた屋敷の主人だったが、思わしくない顔を見せたので、進展がなかったに違いない。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
作例 · 標準
例句