吹っ
ふっ
接頭辞頻度ランク #12850 · 青空 0 例
標準
indicates that the action is done forcefully
文例 · 用例
雪の下からは蒼黯い偃松が、杉菜ほどに小さく見えて、黄花石楠花は、白花石楠花に交って、その間にちらほらしている、一団の霧が槍へ吹っ懸けて、白い烟をパッと立てるので、一時は姿を没したが、又穂先だけ鋭く突き出す。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
手前の方から喧嘩を吹っかけたんじゃねえか」 私は、実は歩くのが堪えられない苦しみであった。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
」 田口は、今、こゝへ来しなにメリケン兵の警戒隊に喧嘩を吹っかけられた、と告げた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
兵隊の尿の中から、回春の霊薬が析出されるそうであるが、映画で勇ましい軍隊の行進や戦闘の光景を見たり、またオリンピック選手やボクサーの活躍を、見たりしているといじけた年寄り気分がどこかへ吹っ飛んでしまってたとえ一時でも若返った気分になることはたしかである。
— 寺田寅彦 『映画と生理』 青空文庫
それを見つけたお客様のお顔色次第で千円ぐらいは吹っかけてもアンマリ罰は当るめえ……と思っていた訳ですが……普通の聖書にしてもソレ位のねうちはあるんですからね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
しまいにはみんなの前を踏むようなかたちをして行ったり、いきなり喧嘩でも吹っかけるときのように、はねあがったり、みんなはそのたんびにざわざわ遁げるようになりました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
雨が歇んだので未醒画伯戦場ヶ原の真中へ三脚を立て、悠々写生を初めたところが、折悪しく吹き捲くって来た一陣の烈風に、画板を吹っ飛ばされ、絵の具は躍り出す、いやはや大|狼狽。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
それを全達が仲裁して、一旦は無事に納まったんですが、全達とても内心は面白くない一人ですから、結局は石田や水野と心をあわせて、十五夜の晩に月見の小酒盛を催し、酔った振りをして喧嘩を吹っかけて、その場で全真を殺してしまう。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
フロントガラスに激突した小石のせいで、彼の平穏な休日の気分は一瞬で吹っ飛んでしまった。
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思い切り泣いて悩みを友人に打ち明けたことで、今までの迷いがすっかり吹っ切れた。
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強風にあおられて、手に持っていた大事な書類が空高く吹っ飛んでいってしまった。
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