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諸軍

しょぐん
名詞
1
標準
文例 · 用例
景隆支うる能わずして遁れ、諸軍も亦|粮を棄てゝ奔る。
幸田露伴 運命 青空文庫
そして氏郷は諸軍へ令した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
諸軍隊の兵卒らもそれに加わって乱暴をはたらき、蛇をたずさえて酒家にあつまる者もあれば、羊脾をとって人を撃つ者もあるので、京兆(京師の地方長官)をつとめる薛公が上に申し立ててかれらを処分することとなり、里長に命じて三千人の部下を忍ばせ、見あたり次第に片端から引っ捕えて、ことごとく市に於いて杖殺させた。
酉陽雑爼(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
陶の方は、塔の岡を本陣としたが、諸軍勢は、厳島の神社附近の地に散在し、其の間に何等の統制が無かったらしい。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
天よりは降りけん地よりは湧き出でけん、誠に天魔の所行なりとさしもに雄る武田の勇将猛士も恐怖の色を顕し諸軍浮足立つてぞ見えたりける」(『甲陽軍記』) 謙信は、一万三千の内旭山城に五千を残したから、精兵八千で、人数は同じであるが、不意に出られた武田勢は、最初から精神的な一撃を受けたのである。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
集った諸軍勢も悉く城内に入ったが、小早川隆景、及び立花宗茂等の諸軍だけは城内に入らず、西大門外に陣を布き、迎恩門を先陣として警戒怠りない。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
この戦いの容子から考えて、日本軍の不統一が分るわけで、京城在城の諸軍隆景と宗茂だけよく日本のために万丈の気を吐いたわけである。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
立花勢は友軍の苦戦をよそに進軍しないから、貞清之を促すと、「諸軍の攻撃によって城は今に陥るであろうが、敵敗走の際に我軍之を追わんが為である。
菊池寛 島原の乱 青空文庫