読詩
よみし
名詞
標準
文例 · 用例
読詩の妙は漸々遅々たる推度の裡に存す。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
この頃の晶子歌は相当訳されてゐて世界の読詩家を魅了したものであるから。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
「竹本」や「常磐津」を初め凡ての浄瑠璃は立派に複雑な感激を現して居るけれど、「音楽」から見れば歌曲と云はうよりは楽器を用ゐる朗読詩とも云ふべく、咄嗟の感情に訴へるには冷か過ぎる。
— 永井荷風 『黄昏の地中海』 青空文庫
讀詩の妙は漸々遲々たる推度の裡に存す。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
此集は出版者及び著者たる私の豫想外に頗る讀詩界に歡迎された。
— 土井晩翠 『新詩發生時代の思ひ出』 青空文庫
素是諸書漫讀の際偶然抄譯し置けるもの、故に精を窮め理を竭せるには非ずと雖も今日の讀詩界に小補なくんばあらず。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫