新響
しんきょう
名詞
標準
文例 · 用例
」佐竹は小聲でさう呟き、金側の腕時計を餘程ながいこと見つめて何か思案してゐるふうであつたが、「日比谷へ新響を聞きに行くんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「じゃあ、僕は失敬するよ」佐竹は小声でそう呟き、金側の腕時計を余程ながいこと見つめて何か思案しているふうであったが、「日比谷へ新響を聞きに行くんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
今夜は今に寿江子がここへよって、七時から新響の定期演奏をききます。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
十六日には新響の定期演奏会をききました。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
昨夜は新響の定期演奏会でマーラーの第三交響楽でした。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
フリュートのコンチェルトなんかというものは、私が新響をききはじめてこの数年の間、今度で二度目ぐらいです。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
昨夕は新響の音楽会だったけれども行かず。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
音楽だってせいぜい新響の定期をきくぐらいのところですし。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫