能面
のうめん
名詞
標準
noh mask
文例 · 用例
佐竹の顔は肌理も毛穴も全然ないてかてかに磨きあげられた乳白色の能面の感じであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「ほんとうかね」能面に似た秀麗な検事の顔は、薄笑いしていた。
— 太宰治 『あさましきもの』 青空文庫
私は微笑の能面になりました。
— 太宰治 『「晩年」に就いて』 青空文庫
」 とおっしゃって、孫次郎というあでやかな能面の写真と、雪の小面という可憐な能面の写真と二枚ならべて壁に張りつけて下さったところまでは上出来でございましたが、それから、さらにまた、兄さんのしかめつらの写真をその二枚の能面の写真の間に、ぴたりと張りつけましたので、なんにもならなくなりました。
— 太宰治 『雪の夜の話』 青空文庫
佐竹の顏は肌理も毛穴も全然ないてかてかに磨きあげられた乳白色の能面の感じであつた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あの、微笑の、能面になりましょう。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
能面のごとき端正の顔は、月の光の愛撫に依り金属のようにつるつるしていました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
もう締切りまでに間はないし、職業は三通りもあるし、とてもと思いましたが、少々勢づけられていた上に、コソコソと物を書くことが好きなので筆を執ろうとしますと、第一に能面では説明に苦しむ処や筋が面白くなくなるところがある事に気が付きました。
— 夢野久作 『所感』 青空文庫
作例 · 標準
能面は、能楽の登場人物の感情や性格を表す重要な小道具だ。
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博物館で見た能面は、その精巧な作りに息をのんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「あの人の表情、まるで能面みたいで何を考えてるか分からないよ。」と彼女はつぶやいた。
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ウィキペディア
能面(のうめん)は、能で用いられる仮面である。
出典: 能面 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0