くすん
くすん異読 ぐすん・グスン・クスン
副詞副詞-と頻度ランク #35260 · 青空 0 例
標準
sniffling
文例 · 用例
行つて見るとまだ叔母は朝御飯が漸くすんだばかりで、ゆるゆるとお茶を飲みながら近所の人とトラックの話をしてゐるのだ。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
それぞれ分割が、殘る隈なくすんだあとで、詩人がのつそりやつて來た。
— 太宰治 『諸君の位置』 青空文庫
つばきの葉を見るような、厚い革質のくすんだ光沢があって、先端の丸い、細長い楕円形の葉を群がらしている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
また起首の示す二元性と、全節の下向的進行との関係は、あたかも「いき」な模様における、縞柄と、くすんだ色彩との関係のごときものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
パリのガール・デュ・ノールでは誰だか知らない人が書式へいい加減のことを書いてくれてそれで万事が滞りなくすんだのであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
少し崖が崩れて、赤土の覗いてゐるあたりから、くすんだ色の低い灌木の生えた丘が遠く續いてゐる。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
小道が廣い眞直ぐな道に這入る處に灰色にくすんだ家があつて、人影が見えた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
「びくびくすんなよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
「くすん…、なんでこんなことになっちゃったんだろう。」
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子供は悲しそうに「くすん、くすん」と鼻を鳴らした。
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映画の悲しいシーンで、隣の人が「くすん」とすすり泣く声が聞こえた。
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