天皇旗
てんのうき
名詞
標準
Imperial Standard
文例 · 用例
半蔵はあの路傍の杉の木立ちの多い街道を進んで来る御先導を想像し、山坂に響く近衛騎兵の馬蹄の音を想像し、美しい天皇旗を想像して、長途の旅の御無事を念じながらしばらくそこに立ち尽くした。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
咳一つ聞えぬ中を天皇旗剣花坊 大正天皇御大典将門に指もさゝせぬ紫宸殿同南洋に面して据える高御座同 第一の句は殊に名高い。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
天皇旗と同じように、天人旗だか四郎旗だか知らぬけれども、とにかく四郎の旗というものがあって、それが分捕られて今日に伝わっている。
— 天草四郎 『安吾史譚』 青空文庫
地勢こそ嶮だが、また、草木もなびくべき天皇旗だが、いたずらに山風寒いのみで、馳せ参じてくる者といっては、微々たる小族|烏合の輩ばかりだった。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
――三河の住人、足助次郎が、幕府方の荒尾兄弟を射て取り、般若寺の本性坊が、寄せ手の頭上に、大石の雨を降らせて、天皇旗の下に、二度の凱歌をわき上がらせたのも、この日につづいた合戦の中だった。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
祝賀パレードでは、先導する車列に天皇旗がはためいていた。
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天皇旗は、菊の紋章があしらわれた格式高い旗である。
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歴史的記録によると、重要な式典では常に天皇旗が掲揚されてきた。
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ウィキペディア
天皇旗(てんのうき)は、近現代において天皇の行幸その他のときに天皇の印(象徴)として用いられる日本の旗である。その形状について、典憲二元主義の元、宮内省達を経て皇室令で定められたものと、勅令により定められた、二系統の法的根拠を有した。
出典: 天皇旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0