銀笛
ぎんてき
名詞
標準
tin whistle
文例 · 用例
夜は二人とも、きっとお宮に帰って、きちんと座り、空の星めぐりの歌に合せて、一晩|銀笛を吹くのです。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
ある朝、お日様がカツカツカツと厳かにお身体をゆすぶって、東から昇っておいでになった時、チュンセ童子は銀笛を下に置いてポウセ童子に申しました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
」 ポウセ童子が、まだ夢中で、半分|眼をつぶったまま、銀笛を吹いていますので、チュンセ童子はお宮から下りて、沓をはいて、ポウセ童子のお宮の段にのぼって、もう一度|云いました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
」 二人はお宮にのぼり、向き合ってきちんと座り銀笛をとりあげました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
夜は二人ともきっとお宮に帰ってきちんと座ってそらの星めぐりの歌に合せて一晩銀笛を吹くのです。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
」 そして二人は銀笛をとりあげました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
懷から一本の銀笛が出た。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
銀笛は軒燈の燈にきらきら反射した。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫