白蛇
しろへび異読 はくじゃ
名詞
標準
albino Japanese rat snake
文例 · 用例
轟々たる瀬のたぎりは白蛇の尾を引いて川下の闇へ消えていた。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
鶴を折る手と、中指に、白金の白蛇輝く手と、合せた膝に、三筋五筋|観世捻、柳の糸に、もつれ縺るる、鼓の緒にも染めてまし。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……そんではい、夜さり、夜ばいものが、寝床を覗くと、いつでもへい、白蛇の長いのが、嬢様のめぐり廻って、のたくるちッて、現に、はい、目のくり球廻らかいて火を吹いた奴さえあっけえ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
福を得んとするの極、所謂淫祠邪神に事ふるをも辭せずして、白蛇に媚び、妖狐に諂ふ如きに至つては、其の醜陋なること當り難きものであるが、滔々たる世上幾多の人が、或は心を苦め、或は身を苦め、營々孜々として勉め勤めてゐるのも、皆多くは福を得んが爲なのであると思へば、福に就て言を爲すも亦徒爾ではあるまい。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
小僧は太い白蛇に、頭から舐められた。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
白蛇のような奸智を絞って、彼は計をめぐらした。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
白蛇のやうな奸智を絞つて、彼は計をめぐらした。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
「あれが白蛇の精です。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
作例 · 標準
夢に白蛇が出てくると縁起が良いとされ、宝くじを買ってみた。
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山奥の神社には、神の使いとして白蛇が祀られている。
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動物園で、珍しい白蛇の美しい姿に見惚れてしまった。
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ウィキペディア
白蛇(しろへび、はくじゃ、びゃくだ)とは、白化現象を起こした蛇である。その希少性により日本各地で縁起のいい動物として信仰の対象となっている。
出典: 白蛇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0