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チクタク

チクタク異読 チックタック
副詞副詞-と
1
標準
tick-tock
文例 · 用例
そうして枕もとの時計のチクタクだけが高く響く、あるいは枕に押しつけた耳に響く脈搏を思わせる雑音を聞かせるのもいいかもしれない。
寺田寅彦 耳と目 青空文庫
懐中時計夢野久作 懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。
夢野久作 懐中時計 青空文庫
例えば時計のチクタク、心臓の鼓動、海洋の波浪等であって、元来、規則正しきものを指すのであるから、自由詩にリズムの無い事は始めから解っている。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
たとえば「韻律」という言語の如きも、本来は一定の規則正しき拍節を有するもの(時計のチクタク、心臓の鼓動の如き)を意味するのに、日本では自由詩以来でたらめの意味に濫用され、散文的な自由律の文学にさえも、この韻律の語をあてはめたりする。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
もう大分夜も更けたと見えて、そのザワ/\といふ淋しい音の外には、カミン爐の上の置時計の時を刻むチクタクが聞える許り、先刻まで聞えてゐたやうだつたミシン機の音さへ止んでゐるのは、目を覺ました子に添乳して妻のそれなり眠入つたのでもあらう。
石川啄木 新しい歌の味ひ 青空文庫
土間は広く、店|全幅の薬種屋式の硝子戸棚には曇つた山葵色の紙が張つてあつて、其中ほどの柱に阿蘭陀渡の古い掛時計が、まだ正確に、その扉の絵の、眼の青い、そして胸の白い女の横顔のうへに、チクタクと秒刻の優しい歩みを続けてゐた。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
雛鳥の皷動はわたしの胸にチクタクと鳴り、島の真昼は底抜けの静寂さに、明る過ぎるひかりばかりがさんさんたる雨であつた。
牧野信一 城ヶ島の春 青空文庫
土間は廣く、店全幅の藥種屋式の硝子戸棚には曇つた山葵色の紙が張つて、その中ほどの柱に阿蘭陀渡の古い掛時計が、まだ正確に、その扉の繪の、眼の青い、そして胸の白い女の横顏のうへに、チクタクと秒刻の優しい歩みを續けてゐた。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
作例 · 標準
古時計のチクタクという音だけが響いていた。
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チクタクチクタクと時計の針が進む。
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静かな夜に、チクタクと聞こえる時計の音が心地よい。
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チクタク(チクタク) — 幻辞.com