荒潮
あらしお
名詞
標準
violent tide
文例 · 用例
」 と、右手の一人、グ、グ、グと、荒潮のように、押しつけて来て、「おうッ!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
下には荒潮がぼちゃんぼちゃんと岩を洗っていまして、そこにすこしばかりの風が起っていました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
帆村の体は、ごろりと一転して、どぶんと荒潮のなかにおちてしまいました?
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
荒潮のなかに落ちた帆村は、そのままどこかへ姿を消してしまったのです。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
洞穴のなかを、荒潮は大臼をひきずるような音をたて、あいかわらずはげしい渦巻をつくって流れています。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
この荒潮は、帆村探偵の生死をたしかに知っているはずでありますが、残念にも口をきくことができません。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
足元には、白い泡をうかべた荒潮が、或は高く、或は低く満ち引きしています。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
こうして一命は助りましたが、荒潮にもまれ流れているうちに、彼の体は幾度となくかたい岩にぶつかったため、全身はずきずきとはげしい痛みに襲われ、どうしても立ちあがることができません。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒潮について考えている。
荒潮という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒潮の意味を理解している。
この文には荒潮が含まれている。