祭酒
さいしゅ
名詞
標準
文例 · 用例
扨教主は師君、初入道者は鬼卒、漸く修行の積んだものは祭酒、各ひ露を飮む的の仙人では無く、宗教者的の人であつて、さればこそ大衆の崇拜するところとなり、そして其爲に呉の孫策の權威を侵犯したから、そこで壯年の英雄兒孫策の爲に殺されてしまつたのであらう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
昌平辺先生とは昌平黌の祭酒博士を謂ふ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
即ち林祭酒述斎を始として、柴野栗山、古賀精里等の諸博士である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
当時祭酒を向井元仲と云つて、此年に堂宇を重修することになつてゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
蘭軒は恰も好し春の釈奠の日に会して、向井祭酒を見、又高松南陵の講書を聴いた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「明倫堂釈菜席上贈祭酒向井元仲。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
祭酒林家は羅山より鵞峰、鳳岡、快堂、鳳谷、竜潭、鳳潭の七世にして血脈が絶えた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
然るに未だ幾ならずして祭酒錦峰が歿し、美濃国岩村の城主松平能登守乗保の子熊蔵が養子にせられた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫