来図
らいず
名詞
標準
文例 · 用例
そう宣言したビル・ゲイツが望む世界は、アラン・ケイの肩の上に立って坂村健がいち早く想起したTRONの未来図と重なり合っていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
二つの未来図一 翌日は、朝から雪が降りだした。
— 岸田國士 『光は影を』 青空文庫
全身全霊ただ電気とでも申しませうか、その時は僕の全部が眺める目、眺める鏡、眺める機械で、同時に僕の全部が又そつくりひとつの動く絵で、即ち次々と展開する未来図のパノラマに外ならぬのです。
— 坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 青空文庫
今この原謡を『潮来図誌』で見ると、その末句の方が「あやめ咲くとはつゆしらず」となっている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
会社の部屋に日本地図を広げて、たこの足のように八方へ伸びていく聯合紙器の未来図を描くのに忙しいのだ。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
――ただ、後醍醐に後醍醐の理想があったように、高氏にもまた高氏のいだく未来図はあったのだ。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫
けれど、続々集まってきた武士どもには、綸旨のしめす王政復古も、高氏のいだく未来図も、問うところではなかったのだ。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫
潮來圖誌に曰く、『潮來の里は、東都五町街にならひし廓也。
— 大町桂月 『北總の十六島』 青空文庫