遠離
えんり異読 おんり
名詞動詞-サ変
標準
separation by a great distance
文例 · 用例
それらは私の足音が遠離ればまたわけの分らぬ陰濕な會話で靜寂を領するやうに思はれた。
— 梶井基次郎 『闇への書』 青空文庫
やや遠離ってから私達はお互いに笑い合ったことです。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
乗円 遠離一切顛倒夢想。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
(シリクダ長老の偈)電は槃荼婆山の岩に墜つ我も坐らむその電を我竹叢の中にありて甘き乳糜を喫し、好く諸蘊を思念し心を遠離に専らにして、嶺を占得せん。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
一旦東京を遠離してから、私の生活は一変した。
— 北原白秋 『雲母集』 青空文庫
作曲家でもあり作詞家でもあった孔子は、次第に遠離り行く都城を顧みながら、歌う。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
われはこの昔の友を敬する念を禁ずること能はずして、運命の我等二人を遠離けしを憾とせり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
顛倒の世界 次に、「顛倒夢想を遠離して、究竟涅槃す」ということですが、普通には、ここに「一切」という字があります。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
彼は都会の喧騒を遠離れ、静かな田舎で余生を送ることを選んだ。
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故郷を遠離れて初めて、その大切さに気づくものだ。
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この岬は陸地から大きく遠離れており、まさに絶海の孤島といった風情だ。
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標準
detachment
作例 · 標準
あの作家の作品は、常に現実離れした世界観で、人々の心を日常から遠離れる。
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感情的な混乱から遠離れ、冷静に状況を分析する必要がある。
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彼は派閥争いから遠離れ、独自の道を歩むことを決めた。
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