続けざま
つづけざま異読 つづけさま
形容動詞名詞-の形容詞名詞多音語
標準
successive
文例 · 用例
」 母と祖母とが続けざまに兄に向つて言つた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
」と上田が目を丸くしますと、「お玉さん、……樋口さん……お玉さん……樋口さん……」と響き渡る高い調子で鸚鵡は続けざま叫び出したので、政法も木村も私もあっけに取られていますと、駆けこんで来たのが四郎という十五になるこの家の子です。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
文公は続けざまに三四杯ひっかけてまたも頭を押えたが、人々の親切を思わぬでもなく、また深く思うでもない。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
この時、悪寒が身うちに行きわたって、ぶるぶるッとふるえた、そして続けざまに苦しい咳をしてむせび入った。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
警官は二つばかり、無意味に続けざまに咳した。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」と大な口を開けて続けざまに頷きながら、目はかえって半ば閉じて、分別したは老功|也。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 と呼吸も吐かず、続けざまに急込んだ、自分の声に、町の中に、ぬい、と立って、杖を脚許へ斜交いに突張りながら、目を白く仰向いて、月に小鼻を照らされた流しの按摩が、呼ばれたものと心得て、そのまま凍附くように立留まったのも、門附はよく分らぬ状で、「影か、影か、阿媽、ほんとの按摩か、影法師か。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
その手で、挫ぐばかり確と膝頭を掴んで、呼吸が切れそうな咳を続けざまにしたが、決然としてすっくと立った。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
作例 · 標準
続けざまに届いた朗報に、家族全員が驚きと喜びに包まれた。
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投手が続けざまに三振を奪うと、球場のボルテージは最高潮に達した。
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続けざまの質問攻めに、新任の担当者は少し困惑した表情を浮かべた。
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