真中
まなか
名詞頻度ランク #19989 · 青空 3027 例
標準
middle
文例 · 用例
たつた一人の客が、部屋の真中にたつた一台の玉台の一方に立留つたきりで、練習突きをしてゐる。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
横道に少し外れたが、 私は大東京の真中で、一人にされた!
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
と、蟇蛙が一匹、ピクピク/\しながら何時の間にか、庭の真中に匐ひ出してゐた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
「お母さん、自分がむしやくしやするからつて子供にまで辛く当らなかつたつて……」「またあんたが出て来て事を大きにしてもらつてはお母さんが何時も真中で一番困るから。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
座敷で鼠が物をかじる音がするから見に行ったら、床の真中に鏡が薄くくらがりの中に淋しく光っていた。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
子供の頃、寒月の冴えた夜などに友達の家から帰って来る途中で川沿いの道の真中をすかして見ると土の表面にちょうど飛石を並べたようにかすかに白っぽい色をした斑点が規則正しく一列に並んでいる。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
人には遠く離れた広間の真中に、しんとして寝ているような心持である。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
道路の真中に大きな樹のあるのを切残してあるのも愉快である。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
作例 · 標準
ケーキの真中に大きなイチゴが乗っていた。
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列の真中に立つと、前も後ろも見えにくくて困った。
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彼は部屋の真中で腕組みをして、じっと考えていた。
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