花崗岩
かこうがん
名詞頻度ランク #34278 · 青空 269 例
標準
granite
文例 · 用例
あらゆるものは古代歴史と花崗岩のかなたの地平の目の色。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
右の方を仰ぐと、赤沢岳が無器用な円頂閣のように、幅びろく突ッ立って、その花崗岩の赤く禿げた截断面が、銅の薬鑵のような色をして、冷めたく荒い空気に煤ぶっている。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
鳳凰山地蔵岳の大花崗岩山は、その峻しい荒くれた膚を、深谷の空気に、うす紫に染めている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
灘をこえて、水が静かになると、両方の岸を見廻すだけの余裕が出てくる、河原には材木を伐り出す小舎がある、岩石は上流の花崗岩と違つて、小さな褶曲や白や褐色の岩脈が、横に帯をしめたやうな、筋を入れたのが、美しく見える。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
たとえば風化せる花崗岩ばかりの山と、浸蝕のまだ若い古生層の山とでは山の形態のちがう上にそれを飾る植物社会に著しい相違が目立つようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
花崗岩の板を贅沢に張りつめたゆるい傾斜を上りつめると、突きあたりに摺鉢のような池の岸に出た。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
〔一才のアルプ花崗岩を〕一才のアルプ花崗岩を、 おのも積む孤輪車。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
しばらくやすんでから、こんどはみんなで先生について川の北の花崗岩だの三|紀の泥岩だのまではいった込んだ地質や土性のところを教わってあるいた。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
作例 · 標準
登山口付近には、風化した花崗岩の白い砂が広がっており、独特の明るい景観を作り出していた。
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「この国会議事堂の外装には、広島県産の立派な花崗岩がふんだんに使われているんだよ。」
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墓石や建築材によく使われる御影石は、地質学的には花崗岩の一種として分類される。
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地下深くでマグマがゆっくりと冷え固まることで、花崗岩特有のキラキラとした大きな結晶が出来上がる。
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ウィキペディア
花崗岩 とは、火成岩の1種で、ガラス質は含まないが流紋岩に対応する成分の深成岩である。
出典: 花崗岩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0