愚痴をこぼす
ぐちをこぼす
表現動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to whinge
文例 · 用例
釣れないというと未熟な客はとかくにぶつぶつ船頭に向って愚痴をこぼすものですが、この人はそういうことを言うほどあさはかではない人でしたから、釣れなくてもいつもの通りの機嫌でその日は帰った。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
それを根よく見まわって歩くのは並大抵のことではないので、年のわかい彼が愚痴をこぼすのも無理はなかった。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
それはそんな愚痴をこぼすことはいやでもあり、話したって真実に解ってくれないだろうと思ったからでもあった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
聖人の名を得たる孔夫子がこの理を知らず、別に工夫もなくしていたずらに愚痴をこぼすとはあまりたのもしからぬ話なり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
生れて初めての力仕事をし、洋服まで泥塗れにして、その上に不足を言はれてはと、友人は友人で愚痴をこぼす。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
保枝は、そんなわけで、世間的な苦労はひととほり嘗めたつもりですが、よく考へてみると、自分よりもつと不仕合せな女がいくらでもゐることがわかり、ともかく、夫の健康をのぞいては、さうさう愚痴をこぼすいはれもないといふ風に自分を慰めるのが常でした。
— 岸田國士 『誰でもない……自分でもない』 青空文庫
娘に掛かり合った事柄であるから、かれこれ私が愚痴をこぼすわけではない。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
彼女となら彼は文学の話、美術の話、その他なんの話でもできたし、また生活や人間のことで愚痴をこぼすこともできた。
— JONYCH 『イオーヌィチ』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも、状況がどうであれ、不公平だと文句を言っている。
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文句を言うのをやめてください。状況を改善しません。
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彼女は、些細な問題について文句を言う傾向がある。
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