炳文
炳文
名詞
標準
文例 · 用例
帝黄子澄の言を用い、長興侯耿炳文を大将軍とし、李堅、寧忠を副えて北伐せしめ、又|安陸侯呉傑、江陰侯呉高、都督都指揮盛庸、潘忠、楊松、顧成、徐凱、李文、陳暉、平安等に命じ、諸道並び進みて、直に北平を擣かしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
八月|耿炳文等兵三十万を率いて真定に至り、徐凱は兵十万を率いて河間に駐まる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
炳文は老将にして、太祖創業の功臣なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
かつて張士誠に当りて、長興を守ること十年、大小数十戦、戦って勝たざる無く、終に士誠をして志を逞しくする能わざらしめしを以て、太祖の功臣を榜列するや、炳文を以て大将軍|徐達に付して一等となす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
特に洪武の末に至っては、元勲宿将多く凋落せるを以て、炳文は朝廷の重んずるところたり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
ただ炳文の陣に熟せる、大敗して而も潰えず、真定城に入りて門を闔じて堅く守る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
燕王も炳文が老将にして破り易からざるを知り、囲を解いて還る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
炳文の一敗は猶復すべし、帝炳文の敗を聞いて怒りて用いず、黄子澄の言によりて、李景隆を大将軍とし、斧鉞を賜わって炳文に代らしめたもうに至って、大事ほとんど去りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫