応室おうしつ名詞1標準文例 · 用例下女が更紗の座布団を床の前へ直して、どうぞこれへと引き下がった、跡で、鈴木君は一応室内を見廻わす。— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫」 そう云ったきりで、狭い庭の方をじっと眺めていて、一応室を見るようにと云われても、端坐した膝を立てようともせずに、黙りこくっていた。— 豊島与志雄 『変な男』 青空文庫宗助は一應室の内を見回して、此親子の外に、まだ一人妙な男が、一番入口に近い所に畏まつてゐるのを見出した。— 夏目漱石 『門』 青空文庫