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押しかけ女房

おしかけにょうぼう
名詞
1
標準
woman who forced her husband into marriage
文例 · 用例
それともこなたが言えずば、いっそのこと、こなたの家へ馳せて行き、ととさん、かかさんに理由を話し、のっぴきさせず押しかけ女房
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
時節が来ぬのに押しかけ女房とは――。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
あとできけば、浜子はもと南地の芸者だったのを、父が受けだした、というより浜子の方で打ちこんで入れ揚げたあげく、旦那にあいそづかしをされたその足で押しかけ女房に来たのが四年前で、男の子も生れて、その時三つ、新次というその子は青ばなを二筋垂らして、びっくりしたような団栗眼は父親似だった。
織田作之助 アド・バルーン 青空文庫
謂わば、私は、押しかけ、………なんというのかしら、押しかけ女房といってもいけないし、押しかけ愛人、とでもいおうかしら、そんなものなのですから、M・Cのほうでどうしても、いやだといったら、それっきり。
太宰治 斜陽 青空文庫
私は周囲のあらゆる反対を押し切つて、急に、押しかけ女房みたいに、私の方から勇みたつて木村と結婚してしまつた。
坂口安吾 花火 青空文庫
そちのもとへ押しかけ女房にでも参ったのか」「これはお言葉、はははは……いえ、そのようなことなれば、わたくしにもまた覚悟がございますが、ただ君に拝顔を願っておりますしだいで――」「なに、わしに会いたい?
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
仕方なしに、玄心斎が、そっと硯と紙を持ってくると、源三郎一筆に書き下して、「押しかけ女房というは、これあり候えども、押しかけ亭主も、また珍に候わずや。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
」「鈴川主水、良い男で、藝も達者だつたから、女には騷がれた、――あのお葉も講中の一人さ、――踊の上手で、その頃柳原の藝子だつたお葉が、押しかけ女房見たいに入り込んで女房になつた」「へエ、するとお葉は鈴川主水のお神さんだつたわけで、へエ」 八五郎の鼻の下は長くなります。
美少年國 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
例句