鰆
さわら異読 サワラ
名詞頻度ランク #44439 · 青空 27 例
標準
Japanese Spanish mackerel (Scomberomorus niphonius)
文例 · 用例
男 鰆つて俺、聞いたことはあるけれど食つたことはないんだ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
それに鰆は今しゅんだな。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「魚を喫いたいが、何か魚のフライでももらおうか、フライは何ができるかね」「鯛でも鰆でも、どっちでもできます、お魚軒がお入用なら、お魚軒もとれます」 謙作は嬉しかった。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
もう鰆がとれ出すな。
— 菊池寛 『屋上の狂人』 青空文庫
なんでも春で、きれいな鯛や鰆などがぴちぴちしていたことを覚えている。
— 田中貢太郎 『妖影』 青空文庫
海で漁猟するものの網に、鰆があがるころとなると、大地の温みに長い冬の眠から覚めたこの小さな蔬菜は、その扁べつたく、柔かな葉先で、重い畔土のかたまりを押し分けて、毎日のやうに寸を伸して来る。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
貧しい生活の農民たちが、鰆の白子でも買つて、それを汁の実にしようとする場合には、誰も彼もがいひ合せたやうに、なくてならないものとして、韮の若葉を浮かしに摘み取ることを忘れない。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
丁度海には鰆のよく取れる頃で、張り込む家では鰆を買ひ、酒を買つて客をもてなし、祝ひをした。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、新鮮な鰆が旬を迎え、塩焼きでいただくのが最高だ。
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鰆の刺身は、とろけるような脂の旨味が口の中に広がる。
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漁師さんが今朝獲れたばかりの大きな鰆を市場に運び込んできた。
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