春水
しゅんすい
名詞
標準
spring water (from melting snow)
文例 · 用例
春水や四条五条の橋の下 この句を読んで聯想するのは、唐詩選にある劉廷芝の詩「天津橋下陽春水。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
「あらひ粉にて磨きあげたる貌へ、仙女香をすりこみし薄化粧は、ことさらに奥ゆかし」と春水もいっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
親戚の家にあった為永春水の「春色梅暦春告鳥」という危険な書物の一部を、禁断の木の実のごとく人知れず味わったこともあった。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
緑平老、春風春水、一時到!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
西鶴|其磧より下つて近世の春水谷峨の一流に至るまで、多くは全心を注いで此粋と侠とを写さんことをつとめたり。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
読本は京伝、馬琴の諸作、人情本は春水、金水の諸作の類で、書本は今|謂う講釈|種である。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
わたくしは初め馬琴に心酔して、次で馬琴よりは京伝を好くようになり、また春水、金水を読み比べては、初から春水を好いた。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
春水の人情本には、デウス・エクス・マキナアとして、所々に津藤さんと云う人物が出る。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
作例 · 標準
山から流れる春水は、冷たく澄み切っていた。
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「この春水で顔を洗ったら、きっと目が覚めるよ!」と友人は笑った。
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春水がせせらぎ、鳥のさえずりが響く中、私たちは森を歩いた。
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