諫奏
かんそう
名詞
標準
文例 · 用例
それが、『太平記』の有名な竜馬|諫奏の一挿話である。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
上を、偽りました罪、いくえにも、お罰し下さりませ」範綱は、そういって、さらに、語気をあらためて諫奏した。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
けれども、帝の軍備には、たちまち内部の反対が燃え、学士|秦※のごときは、直言して、その非を諫奏した。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
と、極力諫奏したが、ついに玄徳を思い止まらすことはできなかった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
劉曄の如きは、面を冒して、皇帝に諫奏し、「いま呉と蜀とが相戦うのは、実に天が彼らを滅ぼすようなもので、もし陛下の軍が呉蜀のあいだに進んで、内に呉を破り、外に蜀を攻めるなら、両国もたち所に崩壊を現すでしょう。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
ひとり姜維は、面を冒して、諫奏幾度か、「佞臣を排されたい」 と、劉禅の賢慮を仰いだ。
— 篇外余録 『三国志』 青空文庫
その必死な諫奏を「――尊氏と親しいからであろう」などとは、嘲弄もまた、はなはだしい。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
正成|諫奏の直後だった。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫