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本種

ほんしゅ
名詞
1
標準
文例 · 用例
鶏が、その庭に、純日本種の鶏や矮鶏がココココと求食り求食りしてあちこちしていた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
第3図 オナッガ捕うるところ アッシリアの古彫図 次に花驢にゼブラとドーとクワッガとグレヴィス・ゼブラの四種あったが、ゼブラは絶えなんとしおり、クワッガは絶え果て、ドーも本種は絶えて、変種だけ残る。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
上述のごとく現存の馬の種類が、馬とチゲタイとオナッガとグレヴィス・ゼブラとドー(本種亡び変種残る)とゼブラと驢と七つで、その上多少の変種もある。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
徳川氏は封建制度を完成したり、その「完成」とは即ち悉皆日本社会に当篏めたるものにして、再言すれば日本種族の精神が其制度に於て「満足」を見出すほどに完備したるなり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
といふは自分達は失敬ながら世界を知らないで蚊の臑のやうな痩腕を叩いて日本主義の国粋主義のと慷慨振る癖に、純粋日本種の加之も神州の産たるを辱かしめざる勇猛活溌なる我々を地犬々々と軽蔑しおる。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
暫らく洋行して世界で有名な犬を能く御承知で、「ポインター」や「セツター」は勿論日本人の余り知らない「シトリーパー」や「ラーチヤー」種の猟犬をお飼ひになつたが、爾ういふ犬社会に通じた方が矢張日本種は中々好いと仰しやつて俺を頭に都合三疋|御扶持を給はつてゐる。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
たとへば久保田万太郎君なぞは、純日本種の作家のやうに思はれて居るが、久保田君の小説には、プロロオグと横文字に題を書いたのがある。
芥川龍之介 東西問答 青空文庫
○牛乳の良質なるは純粋の日本種なり。
春の巻 食道楽 青空文庫