漁り
あさり
名詞-接尾辞名詞頻度ランク #38082 · 青空 107 例
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文例 · 用例
ヘルンが学校に行ってる間、夫人は暇を盗んで熱心に読書をし、手の及ぶ限り、日本の古い伝説や怪談の本を漁りよんだ。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
浅き汀に簾様のもの立て廻せるは漁りの業なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
(荷繩を投げよはや荷繩)雉子鳴くなりその雉子、 人なき家の暁を、歩み漁りて叫ぶらし。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
「一体誰がはじめにそんなものを欲しいと云い出したんだ」と人びとが思う時分には、尾羽打ち枯らしたいろいろな鳥が雀に混って餌を漁りに来た。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
掃溜も毎日のように漁りますが、何と申しましても縁談の取持が一番、収入が多う御座います。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
仕事と言うては元手要らずの掃溜漁り。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
そういう状態で彼は友に招かれたり、また伴れに誘われたりして備後から播州の寺々を漁り歩いた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
さるほどに得三は高田とともに家内に入り、下枝は居らずや見えざるかと、あらゆる部屋を漁り来て、北の台の座敷牢を念のため開き見れば、射込む洋燈の光の下に白く蠢くもののあるにぞ、近寄り見れば果せるかな、下枝はここにぞ発見されたる。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
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