火食鳥
ひくいどり
名詞
標準
文例 · 用例
――火食鳥の卵が好きだつてさ。
— 長谷川時雨 『夏の夜』 青空文庫
――今に、南洋産火食鳥の卵の新鮮なのがありますと、銀座あたりで賣出すかも知れない。
— 長谷川時雨 『夏の夜』 青空文庫
けれど、それに見向きもしない大鷲は、しずかに、宙へ舞いあがって、しばらく旋回していたが、やがて、ただ見る、一|条の流星か、焔をくわえた火食鳥のごとく、松明の光をのせて、暗夜の空を一|文字にかけり、いまや三|角戦のまっ最中である人穴城の真上まで飛んできた。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫